
【保存版】振袖選びはいつがベスト?時期別スケジュールで見る、振袖選びの流れ@埼玉県鴻巣市「着物振袖の樋口屋」
いつもありがとうございます。
埼玉県鴻巣市の着物専門店「樋口屋」四代目社長 樋口寛司です。
成人式の主役といえば、やっぱり振袖。 でも実は、どのタイミングで選ぶかによって、その後のスケジュールや準備に大きく差が出るのをご存知ですか?
こんにちは、埼玉県鴻巣市の振袖専門呉服店「樋口屋」です。今回は、「振袖選びのベストな時期と、その後のスケジュール」について、実際のケースを交えてご紹介します。
振袖を選ぶタイミング、みんなどうしてる?
最近では、高校3年生のうちに振袖を選ぶ方が増えています。
「まだ二十歳までは2年以上あるのに、早すぎない?」と思うかもしれませんが、実は早めに選ぶことに大きなメリットがあるのです。
◎ 早期の振袖選びのメリット
・着付けやヘアメイクなど、成人式当日のお支度の予約が取りやすい
・希望の色・柄の振袖が豊富な中から選べる(振袖はすべて1点ものです。)
・前撮りのスケジュールにも余裕ができる
・学業や就職準備とも両立しやすく、心にもゆとり
時期がずれると、好みの振袖が選べなかったり、前撮りがバタバタになったりと、影響が出てしまうことも。
では実際に、振袖を選ぶ時期によってどんなスケジュールになるのか、具体例を見てみましょう。
ケース①:高校3年生の秋に振袖を選んだR子さん
R子さんは、文化祭が終わったタイミングで少し時間に余裕ができたことをきっかけに、お母様と一緒に振袖を見に来店。
実は、Instagramで見かけた振袖の写真にひと目惚れし、どうしても似た雰囲気のものを着たいと考えていたそう。
高校3年の秋という早めの時期だったこともあり、希望に近いデザインがすぐに見つかり、ご家族も大満足。
前撮りは大学2年のゴールデンウィークに実施。ロケーション撮影を希望していたため、季節を選べたのも早期行動の成果でした。
ケース②:大学入学後、夏に振袖を決めたY菜さん
大学に入ってから新しい友達との話題で「もう振袖決めた?」という話が出るように。
その話を聞いて焦りはじめたY菜さんでしたが、部活やバイトで毎日バタバタ…。
ようやく夏休みに帰省したタイミングで、ご家族と一緒に振袖選びへ。
残っている振袖の中からも、自分に似合う一着を見つけることができ、「もっと早く動けばよかった〜」と少し反省も。
前撮りは大学2年生の秋に撮影しました。
自然の中で撮る写真がとても好評で、結果的には満足のいく成人式準備となりました。
ケース③:短大1年生の春に決めたA美さん
A美さんは、地元から離れて短大へ進学。春休みに帰省したタイミングでお母様に「振袖どうするの?」と声をかけられたのがきっかけで振袖探しをスタート。
県外の学校生活でなかなかスケジュールが合わず、選べる日数が限られていましたが、お店でしっかり相談したことで、自分の雰囲気に合う落ち着いた色味の振袖に出会うことができました。
前撮りはゴールデンウィークに。家族写真も一緒に撮影でき、思い出に残る一日になったそうです。
その後は袴のレンタルも早めに手配し、卒業式への準備もスムーズでした。
ケース④:大学2年生でやっと選んだM奈さん
M奈さんは「まだ時間があるし…」と考えていたタイプ。忙しいキャンパスライフや留学準備などで振袖選びを後回しにしていたら、あっという間に大学2年に。
友達の前撮りの話を聞いて急いで動き出しましたが、すでに人気の振袖は予約済みで選択肢が少なくなっていました。
結局、自分の理想通りとはいかないまでも、スタッフさんのアドバイスで落ち着いた雰囲気の振袖を選ぶことに。
前撮りは12月になってしまい、寒さの中でのロケ撮影となりましたが、プロの撮影で素敵な仕上がりに。「もっと余裕を持って準備しておけばよかったな」と感じたそうです。
「まだ時間はある」と思っていても、実は準備には思った以上に時間が必要。
特にこだわりたいデザインがある人ほど、早めの行動がカギになります。
ケース⑤:姉妹で対照的だった振袖選び ― N姉妹のエピソード
N家の姉・彩香さんはとても計画的な性格。高校3年生の春には振袖選びを済ませ、余裕を持って前撮りも完了。
大学生活に入ってからは就職活動にも集中でき、「準備は早い方がいい」と実感したそうです。
一方、妹の真奈さんはどちらかというとマイペース派。
「お姉ちゃんが早すぎたんだよ〜」と余裕を見せていたものの、いざ自分の番になると人気の柄が埋まっていたり、前撮りの予約が取りづらかったりとバタバタに。
結果的にどちらも素敵な振袖姿になりましたが、ご家族からは「姉妹でこんなに違うなんて!」と笑い話になったとか。
姉妹であっても、早めの準備が吉という教訓に。
ケース⑥:母の思い出がよみがえる、リユース振袖 ― Hさんのストーリー
Hさんは「せっかくなら母の振袖を着てみたい」と、成人式の振袖選びにリユースという選択をしました。
お母様が20歳の時に着た振袖は、上質な正絹で保存状態も良好。
しかし当時の流行とは異なり、少し落ち着いた印象だったため、帯や小物を現代風にアレンジすることで華やかさをプラスしました。
さらに、刺繍半衿や髪飾りなどで個性を出す工夫も取り入れたことで、「今の自分らしさ」と「母の思い出」が融合した特別な装いに。
前撮りの日はおばあさまも参加し、三世代で感動の一日となったそうです。
Hさん曰く、「新しい振袖も素敵だけど、母の振袖を現代風に蘇らせるという選択も、すごく意味のある体験だった」とのことでした。
ケース⑦:双子だけど好みは正反対!? ― S姉妹の振袖選び
双子のS姉妹は、生まれた日も育った環境も一緒。でも、ファッションの好みはまるで真逆。
姉の美咲さんは「古典柄&王道の赤」が大好きで、妹の楓さんは「くすみカラー&モード系」の雰囲気が好み。
「せっかくだから一緒に選ぼうよ」と同じ日に来店したものの、店内で気になるコーナーが真逆に分かれてしまったのが印象的だったそう。
スタッフも「双子さんなのにここまで違うのは珍しいです!」とびっくり。
最終的にそれぞれ全く違う系統の振袖を選び、お互いの好みを尊重しながらも「どっちも似合ってるね!」と認め合える、素敵な姉妹時間になりました。
前撮りではそれぞれの個性を活かした撮影スタイルで、双子ならではの華やかなツーショットが実現しました。
ケース⑧:留学中に準備できなかったAさんの駆け込みストーリー
Aさんは大学1年の終わりから1年間、オーストラリアに留学。
日本の成人式準備のスケジュール感がわからないまま渡航し、帰国したのは成人式の半年前。
「そろそろ動かなきゃまずいかも…」と気づいたのは、帰国してからしばらく経ってからでした。
お気に入りの色柄を選ぶ余裕があまりなく、予約も埋まり気味。前撮りはスタジオが空いていた1日のみ。
ギリギリの中で迎えた準備でしたが、プロのアドバイスをもとに小物でアレンジを工夫し、Aさんらしいスタイルを実現。
「もっと早く知っていれば…!」と反省しつつも、「何とか間に合って良かった」と、特別な日を笑顔で迎えました。
この体験をもとに、今はSNSで「留学予定の人は早めに準備して!」と後輩たちに発信しているそうです。
まとめにひとこと
振袖選びは一人ひとり違うストーリーがあります。
早く決めて余裕を持つ方、忙しい中でスケジュールをやりくりする方、家族の思い出を大切にする方…どの選択も、その人ならではの魅力にあふれています。
大切なのは、「自分に合った準備の仕方を知ること」。
もし今、何から始めて良いか迷っている方がいれば、ぜひ私たちにご相談くださいね。
あなたらしい成人式を、心を込めてお手伝いします。
まとめ:振袖選び、早すぎるくらいでちょうどいい!
成人式は人生で一度きりの特別な日。
着たい振袖、希望のスタイル、写真撮影…どれも妥協したくないですよね。
「早すぎるかな?」と思っても、早く決めることで得られる安心感は大きなものです。
ぜひ、スケジュールに余裕をもって、後悔のない振袖選びを楽しんでくださいね。
ご不明な点やスケジュール相談も、ぜひお気軽に樋口屋までご相談ください。
あなたにぴったりの一着と、素敵な成人式をサポートいたします。