樋口屋と鴻巣

地元「鴻巣市」に根ざした店として

創業者から現 四代目までずっと、樋口屋は「鴻巣市のお客様のお役に立ちたい」という強い思いを受け継いできました。鴻巣市に伝わる歴史や文化を大切に守りながら、地域の皆様と一緒に歩んでゆける店であり続けたいと考えます。

※このページでご紹介するイベント等は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が決定している場合があります。

鴻巣市の文化・歴史・産業

鴻巣が発展してきた過程には、江戸時代の中山道の開通による江戸(現 東京)とのアクセス関係も大きく、現在に至ります。
日本一の冠がつく事柄も多く、鴻巣全体の活性化につながっているのが特徴です。

「ひな人形」で有名な鴻巣市

埼玉県は全国でも節句人形の生産がトップクラス。鴻巣市は日本を代表する「ひな人形」の生産地です。鴻巣市人形町には江戸時代から続く老舗の人形店や関連店が揃っており、現在に至るまでその伝統の技が受け継がれています。江戸時代には「鴻巣びな」は着物の着付けでは関東一といわれ、江戸の職人がわざわざ鴻巣へ修行にやってくるほどだったとか。明治時代になると、鴻巣は人形業者30軒、職人300人と県内一の規模を誇り繁栄はピークに達しました。
近年では市民参加型のイベント「鴻巣びっくりひな祭り」が開催され、日本一高いビラミッドひな段として、高さ7m・31段のひな段の展示が多くの人々の目を楽しませています。

中山道の宿場町の歴史

江戸時代、徳川家康は全国への支配力を強めるため、江戸と各地を結ぶ5つの街道として、「東海道」「中山道」「日光街道」「奥州街道」「甲州街道」の整備を行ないました。各街道には宿場が設けられ、「鴻巣宿」は江戸と京都を結ぶ中山道六十九次の中で起点の日本橋から7番目、50kmの距離に位置しており、江戸から出発した旅人にとって初日の泊まりの地となりました。また、周辺は各地へ向かう道の分岐にもなっていたため、旅龍(当時の宿泊所)は60軒近くあり、比較的大きな宿場町として繁栄しました。
歴史的には中山道の宿場町として栄えた鴻巣市。現在では東京への通勤圏にある都市として、JR高崎線の駅を中心に市街地開発が進んでいます。

鴻巣の土壌を生かした「常光の梨」

「幸水」「彩玉」など様々な品種の梨の生産地として有名な鴻巣市常光。この地で育てられた梨は「常光の梨」と呼ばれ、60年以上もの歴史をもつ鴻巣の名産品です。
元々“常光”は、常に洪水が起きていたことから“常荒”と言われており、河川の氾濫により土壌に栄養がもたらされ、梨の生産に適した土地になりました。
みずみずしくジューシー、甘さ・酸味のバランスも良く、ついついたくさん食べたくなる魅惑の「常光の梨」。ふるさと納税の返礼品にも選ばれており、大切な方への贈り物としても最適です。

「花のまち こうのす」

鴻巣市は「花のまち こうのす」として知られる全国有数の花き栽培の産地でもあります。 昭和20年代、気候風土に適した花としてパンジーが導入されたことを契機に、花の生産農家が増え始めました。その後、新種の追加、栽培方法の改善、出荷の効率化、生産者組合の設立を進め、現在では市内の花き生産農家は200軒を超え、大規模産地となっています。市内には東日本最大級の卸売市場「鴻巣フラワーセンター」が開設され、プリムラ、サルビア、マリーゴールドの出荷量は日本一を記録。
また、荒川河川敷に広がる一面のポピー畑には、東京ドーム2.5個分、3千万本のポピーが咲き乱れ、“ポピー栽培面積日本一”に認定(平成20年/「日本一ネット」)されています。

魅力いっぱい 鴻巣市を楽しむ

よく知っている良さも、新しい発見も鴻巣市にはたくさんあります。知れば知るほどその魅力は奥深く、愛着がわいてきます。

鴻巣の郷土料理「いがまんじゅう」

「いがまんじゅう」は、鴻巣で晴れの日のごちそうとして親しまれている郷土料理です。まんじゅうが赤飯で包まれており、もっちりした食感。見た目が「栗のイガ」に似ているところがネーミングの由来です。甘い中に塩の味が感じられ、とっても美味しいおめでたい一品です。

「こうのす川幅グルメ」

鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は、河川敷を含めて2,537m。国土交通省によって定められた川幅の定義では日本最長となり、御成橋の両側には「川幅日本一の標柱」が建てられています。これにちなんで登場した「こうのす川幅うどん」は麺の幅が通常の数倍! 見た目のインパクトもさることながら食べ応えも十分で、B級グルメ大会では優勝・入賞する鴻巣自慢の人気グルメです。うどん以外にも、ケーキやせんべいなど、市内の各店で工夫を凝らした楽しいメニューが誕生しています。

「こうのす花火大会」

「こうのす花火大会」は鴻巣市商工会青年部によってボランティアで運営される花火大会です。ここ数年間では約15,000発もの壮大な美しさを極めた花火が、訪れる人々を楽しませてくれています。夜空を埋め尽くすかのような4尺玉、そして3尺玉や尺玉300が連続して打ち上げられる「鳳凰乱舞」は必見の価値ありです。エキサイティングな鴻巣市の花火大会は季節の風物詩として定着しています。

「こうのす花火大会」公式ホームページ

鴻巣の由来「鴻神社」

鴻巣駅から徒歩で約10分の場所にある「鴻神社」は「こうのとり伝説」が伝わるユニークな特色のある神社です。「鴻巣」という地名のルーツともいわれます。
鴻神社は多くの神々をまつる鴻巣総鎮守であり、社殿の脇にそびえる2本のイチョウの大木は「夫婦いちょう」として親しまれています。子授け祈願、安産祈願で有名で多くの女性がご祈祷に訪れており、「こうのとりのたまご」のお守りや、色鮮やかで可愛らしい御朱印も人気があります。

こうのとり伝説 鴻巣という地名の由来(「鴻神社」公式ホームページ)

石田三成の水攻め作戦跡「石田堤史跡公園」

鴻巣市の上越新幹線線路沿い、行田市寄りに位置する「石田堤史跡公園」は、豊臣秀吉に仕えた武将 石田三成に関係する歴史的跡地として保存・整備されています。さかのぼること1590年、豊臣氏と北条氏の戦いにおいて、3千人が立てこもる忍城(おしじょう/現 埼玉県行田市)を石田三成らが攻めた際の「水攻めの作戦」として、城の周囲に約28kmに渡って堤が築かれました。しかし完成後、利根川と荒川の水を引き入れたものの忍城にはあまり水がたまらず、思惑とは逆に堤が増水に耐えられず決壊。作戦は失敗に終わったそうです。映画『のぼうの城』(監督:犬童一心・樋口真嗣 /2012年公開)に登場することでも知られ、歴史に思いを巡らせながら、関連スポットである行田市の忍城や丸墓山古墳も一緒に訪ねてみるのもおすすめです。