【振袖アフターケア】成人式で着た後の振袖のお手入れ
いつもありがとうございます。
樋口屋の四代目社長 樋口寛司です。
新成人の皆様、成人式お疲れ様でした。
皆様の晴れやかな顔をみて、私も大変元気をいただきました!
今回のブログは、振袖着用後のお手入れについて。
ぜひご参考にしていただけると幸いです。
振袖を脱いだらすぐに畳んでよいの?
成人式も終わりほっと一息。
明日にも疲れが残るだろうし、今日のうちに畳んでしまっておこう!!
とお思いの方もいらっしゃると思います…が少し待ってください。
寒い冬でも1日振袖を着れば汗もかきますし、
おそらく帯のあたりにシワがたくさんできていると思います。
そのまましまってしまうとカビの原因に、
そして生地が傷んでしまう可能性が大です。
当日はゆっくり休むことに専念して、
畳む前に室内で一晩陰干ししておくことをおすすめします!
振袖はきものハンガーにかけて湿気を飛ばしましょう。
特に、胸〜腰部分あたりにシワができやすいので手でパンパンして伸ばしておくのもポイントです。
また、この時に「全体にシミや汚れがないか?」のチェックも済ませておくとよいでしょう。
どんな汚れでも時間が経ってしまうと落としにくくなってしまいますから、
気付いたらなるべくはやく樋口屋にお持ち込みくださいね。
他に、帯や長襦袢などもハンガーにかけて汗を飛ばしておきましょう。
※きものハンガーは袖部分までピシッと伸ばしてかけられる便利なグッズです。
樋口屋でも取り扱っておりますので、ご購入を希望される方はお申し付けください。
振袖を着た翌日のお手入れ
一晩ほど陰干しができたら振袖や帯を畳みましょう。
振袖を畳み、たとう紙で包んでからタンスにしまいます。
直近に卒業式があるなど、すぐに着る機会がある場合はそのままでも大丈夫ですが、しばらく着ないのであれば一度お手入れに出しておくことをおすすめします。
また、シワが取れなかった場合はアイロンをかけて伸ばしておけるといいですね。
しかし!! 生地によってはアイロンNGなものがありますので、
着物に慣れていなくて心配だけどご自宅でアイロンをかけたい…
という場合は必ず当店までご相談ください!
特に絞りの振袖など、アイロンをかけてしまうと風合いが消えてしまいます。
他にも生地によってアイロンの温度調整が難しいものもありますので、
こういった場合はご自宅ではなく、当店のような呉服専門店にお持ち込みいただき、着物専用のお手入れをしていただくのがベストです。
わざわざお手入れに出すのは面倒くさい……と思われるかもしれません。
しかし、数年後に楽しみにタンスを開けたら
「振袖にカビやシミができていて着られない泣」といった悲しい思いをしないためにも、振袖を着た直後のお手入れが重要なのです。
振袖は何世代にも渡って着られるといいますが、
それは丁寧なお手入れがあってからこそ。
ぜひ将来のためにも今しっかりとお手入れをしておきましょう。
樋口屋なら成人式後に振袖のお手入れを自分でしなくても大丈夫!
ここまでご自宅に直接振袖でお帰りになる場合の流れについて書いてまいりましたが、
樋口屋でしたら朝お洋服でお越しいただき、成人式が終わったらその足でお着替えにいらしていただけるので、ご自身で振袖を畳む手間はかかりません!
もちろんレンタル ・ママ振袖プランをご利用の方も同様です。
「お家で振袖を畳むのが不安だから助かりました!!」という声も毎年いただいております。
そして、成人式の後、5年間「振袖の汚れ落し、お手入れ無料サービス」を何回でも無料で承りますので、お手入れの心配も必要ありません。
今年成人式のお嬢様は既に振袖は決まっていると思いますが、
2023年、2024年に成人式を迎えられる方は、
ぜひ一度樋口屋の振袖プランをご検討いただけますと幸いです。
一緒にすてきな成人式を迎えましょう!!
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