卒業式の袴はお決まりですか?@埼玉県鴻巣市「着物振袖の樋口屋」
いつもありがとうございます。
埼玉県鴻巣市の着物専門店「樋口屋」四代目社長 樋口寛司です。
梅の花がちらほらとほころび、日ごとに春を感じる季節となりました。
お子様やお孫さまが卒業式を迎えられるご家庭も多いことと存じます。
おめでたいことが重なる季節でもありますね。
卒業式や謝恩会の衣装はお決まりですか?
卒業式といえば、卒業袴。
今回は卒業式の衣装の大定番、袴についてご紹介したいと思います。
埼玉県鴻巣市の着物専門店「樋口屋」の
レンタル袴のシステムについて、お伝えしましょう。
卒業袴はレンタルが主流
成人式の振袖は購入される方も多いですが、卒業式の袴はレンタルされる方がほとんどです。樋口屋では着物・袴一式 26,400円(税込)~のお得な「卒業袴プラン」をご用意しております。
また、樋口屋で振袖をご成約された方には袴レンタルの特典もご用意しておりますので、併せてご利用ください。
<樋口屋の卒業袴プラン>
着物・袴一式 26,400円(税込)~
ヘアアップ+着付け:11,000円(税込)~
写真:13,200円(税込)〜
卒業式では袴を着用するのはなぜ?
昔の日本では「女性に学問は必要ない」と当たり前に言われていた時代がありました。今でこそ女性が大学や専門学校に進学するのは普通のことですが、明治の時代でも女性の高等女学校の進学率はとても低く、女学校に通うことができる女性は特権階級だったのです。
そんな時代の女学校で制服として採用されていたのが、動きやすく学問の場にふさわしい袴でした。
本来、袴は男性が着るものとされていましたが、女学生が制服として着用していた袴は、平安時代に宮仕えをしていた女性が履いていた装束を元にデザインされたようです。
それ以来、袴を履いた女性には「教育を受けた女性」という印象が定着し、現在では制服として袴を着る学校はありませんが、卒業式に袴を履くのはその名残だといわれています。
袴の着こなしにルールはある?
袴に合わせる着物は留袖以外なら基本的に何をお召しになっても構いません。
成人式で着た振袖やお母様の訪問着、黒紋付など自由に合わせることができます。でもせっかくの卒業式ですし、気に入った組み合わせでコーディネートしたいですよね。
レンタルならお好みで取り合わせて自在にコーディネートを楽しむことができますよ。
トレンドのカラーやスタイル、古典柄やハイカラさん風の大正ロマンなど、豊富な最新コレクションからセレクトすることができます。
袴に合わせる足元は草履?ブーツ?
卒業式の袴には、一般的に草履かブーツを合わせます。
本来、着物には草履を合わせますが、袴の場合はブーツを合わせてもまったく問題はありません。
明治期の女学校で袴を制服としていた時代には、足元は革靴を合わせていたので、袴にブーツは自然なコーディネートです。
草履は上品で正統派のコーディネート、ブーツは活動的でモダンなコーディネートに仕上がります。
ブーツを合わせる場合は袴を少し短めに着付けるのがバランスの良い着こなしのコツです。
お好みでどちらを選んでもOKですよ。